がん

乳がん

乳がんは、乳汁を乳頭へと運ぶ乳管や乳腺を形成する組織の一部である小葉に発生するがんのことです。その他、乳房内の特殊な場所にできるがんもありますが、その数は多くありません。乳がんの患者は90%以上が女性であり、30代から発症率が上がり、50代でピークを迎えます。男性でもごくまれに発症することがありますが、患者数は女性の100分の1程度です。

乳がんの特徴

乳がんは、女性のがん患者全体の20%を占めており、女性ホルモンの一種であるエストロゲンが発症に大きく関係しているといわれています。初産年齢が遅い人・経口避妊薬(ピル)を使用している人・閉経後に女性ホルモン補充療法を受けた人・妊娠や出産経験がない人などの発生率が高い傾向です。

乳がんは生存率が比較的高いがんですが、リンパや血液の流れに乗って比較的初期の頃から他の臓器へ転移しやすい特徴があります。転移した乳がんは転移性乳がんと呼ばれ、肺などに転移すると手術が難しくなる場合もあるでしょう。

乳がんの症状

腫瘍が5mm~1cmくらいになると、しこりとして認識できることから、自分で発見できる唯一のがんといわれています。ただし、しこりができたからといってがんであるとは限りません。乳腺症・乳腺線維腺腫(にゅうせんせんいせんしゅ)・乳腺炎などでも、乳房にしこりができます。とはいえ、しこりが腫瘍であるのか、そのほかの病気であるのかは素人では区別できません。乳房を触ってみて、しこりが感じられる場合には病院を受診してください。

このほか、「乳房にえくぼのようなくぼみができる」「皮膚がオレンジの皮のようになって痛みが出る」「乳房近くのリンパ腺が腫れる」といった症状が出ることもあります。早期発見するにはマンモグラフィーやエコー検査などの乳がん検査を定期的に受けましょう。

乳がんの診断方法

乳がんの診断方法は、マンモグラフィー・超音波検査・MRIなどの画像検査、穿刺吸引細胞診と針生検などです。転移がごく早いうちから起こるので、転移しやすい場所のレントゲン検査やMRI検査なども行われます。

乳がんは大きさや転移の有無によってステージが分けれており、区分は0~4期の4段階です。0期~2期までは痛みなどはほとんどありません。転移をしている可能性は低く、転移していたとしても治療可能であることがほとんどです。3期を迎えると痛みなどが現れます。再発のリスクもアップするため、治療方法はよく医師と話し合うことが大切です。

関節リウマチの診断方法

関節リウマチは、2010年に発表された欧州リウマチ学会による診断基準を参考に、血液検査やレントゲン検査・関節液検査などで診断します。この欧州リウマチ学会の診断基準が発表されたことにより、より早期に診断がつきやすくなりました。

子宮がん

子宮がんは女性にしかない臓器の1つ、子宮にできる悪性腫瘍のことをいいます。がんのできる場所によって名前が異なり、子宮の入り口にできるがんが「子宮頸がん」、子宮の奥の方に発症するがんが「子宮体がん」です。子宮がんは年間約25,000人が発症し、患者数の内訳は子宮頸がんが1万人、子宮体がんが15,000人といわれています。

子宮頸がんはヒトパピローマウイルスというウイルスに感染することによって発症し、20~30代が発症のピークです。一方、子宮体がんは、40代以上に発症率が高くなるがんです。閉経前に発症する方は少ないのですが、20~30代で発症する方がいないというわけではありません。

子宮がんの症状

子宮頸がんも子宮体がんも初期症状はほとんどありません。子宮頸がんの場合は、不正出血や月経不順が自覚症状の1つですが、不正出血や月経不順はストレスなどでも起こりやすいため、すぐに子宮頸がんと結びつけて考える方は少ないと思います。

子宮体がんの場合も月経不順や不正出血が起こりますが、子宮体がんの発症のピークはちょうど閉経時期と重なるため、「閉経の症状の一つ」と考えられがちです。だらだらと出血が続く場合は、子宮体がんの症状である可能性があります。20歳を超えたら2年に1度程度のペースで子宮頸がんの検査を受けることが初期に子宮頸がんを発見する最も有効な方法です。月経の間隔が長くなったりおりものに血が混じったり異臭がしたりしたら、閉経前・閉経後にかかわらず、すぐに病院を受診してください。

子宮がんの診断方法

子宮がんの検査は、子宮内の組織をこすり取って調べます。子宮頸がんの場合は綿棒で子宮の入り口をこするだけですから、痛みはほとんどありません。20歳を超えたら2年に1度は検査を受けるとよいでしょう。子宮体がんの場合は、子宮の奥から組織を摂取しなければなりません。ですから、検査に多少の痛みを伴うことがあります。

卵巣がん

卵巣がんは、女性だけにある臓器の一つ「卵巣」にできる悪性腫瘍です。卵巣に発症するがんには、漿液性腺(しょうえきせいせん)がん・粘液性線がん・類内膜腺がん・明細胞腺がんといった種類があります。中には、良性腫瘍でありながら悪性腫瘍(がん)と似たような経緯をたどる境界悪性腫瘍・低悪性度腫瘍といったものもあるため、自分で判断せず、きちんと病院で診察を受けましょう。

卵巣がんの発症率は50代がピークですが、粘液製腺がんの場合は若年でも発症する可能性があるので注意が必要です。また、胃がん・大腸がんが卵巣に転移するケースも多く、このようながんをクルーケンベルグ腫瘍と呼びます。

卵巣がんの特徴

現在、卵巣がんの患者は乳がんに次いで多く、女性特有のがんの中では発症率が第2位です。毎年約8,000人ほどが罹患しているといわれています。

卵巣がんは1~4期までの4段階に分かれており、症状が進むほど腹水が溜まるなどの合併症状が見られるのが特徴です。特に、3期の後半から4期になると腹膜転移やリンパ節への転移などが確認できます。

卵巣がんの症状

卵巣がんは、初期の頃は自覚症状がほとんどなく、発見が難しいがんの1つです。症状としては、以下のようなものがあります。

・腹部の膨満感
・腹部だけがぽっこり膨らむ
・腹痛や骨盤周辺の痛み
・食欲減退
・頻尿・排尿困難

この中の症状がどれか1つでも1か月以上続いた場合は、念のために病院を受診しましょう。

卵巣がんの診察方法

卵巣がんの検査はエコー検査・内診検査・腫瘍マーカーなどがあり、エコー検査だけでがんを発見することも可能です。内診検査にどうしても抵抗があるという方は、エコー検査だけを受けることもできます(医師が内診検査を必要と判断した場合を除く)。

検査の結果、卵巣に腫瘍が発見された場合は、良性か悪性かを判断するために画像診断や血液中の腫瘍マーカーの測定を行います。画像診断や血液中の腫瘍マーカーによる検査は、75~85%の精度しかないため、良性でも悪性でも直径5cmを超える場合は、手術によって切除するのが一般的です。その後、病理検査を行って良性か悪性かを正確に判断します。

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