第2期「患者様のためのIFS講座」(水曜午前)開催します

みなさま、こんにちは。

ブログで新年のご挨拶をしそびれてしまいましたが、今年もよろしくお願い申し上げます。

 

さて、ただいま第1期を開催中であり、おかげさまでご好評をいただいております「患者様のためのIFS講座」の第2期を開催いたします。

 

内的家族システム(IFS)による関節リウマチに対する臨床研究が、2013年にリウマチの専門誌 Journal of Rheumatologyに掲載されました。
 
この研究では、9ヶ月間のIFS個人セッション+グループセッションの結果、関節痛の痛みの程度、身体機能、セルフコンパッション、自己効力感、抑うつ症状などの症状が改善されました。

 

(原論文へのリンクはこちら

 

個人的には、3ヶ月目での疾患活動性を表すDAS28-CRP4の低下っぷり(グラフの一番上の右側、3.8から2.5くらい)がすごい、と思いました(9ヶ月目以降では少し戻ってしまっているのですが)。

(*DAS28-CRP4は4.1以上で「高い」、2.3以下で「寛解」)

 

私たちは、病気の原因を外側に探しがちです。
 

病気のほとんどには複数の原因が関わっているので、もちろん外部の原因もありますが、自分の内側を探求してみると、いろいろな声が聞こえてきます。
 

聞かれたいのに聞かれていない、あなたの一部の声。

 
IFSでは、私たちの内側のパーツ(副人格)の声を、丁寧に聞いていきます。
 
症状の陰にあるあなたの一部の声を聞いてみませんか?

 


【患者様のためのIFS講座】(第2期)

日程:
1/29 (水)
2/3 (月)
(*2/3のみ月曜日になりますので、ご注意ください)
2/19 (水)
2/26 (水)
3/4 (水)
3/18 (水)
 
時間:10:00〜12:00
 
場所:オンラインZoom会議室
 
費用:38,000円(6回シリーズ)
 
定員:8名
 
お申し込みはこちらまで♫

 

また、12月末までとさせていただいておりました、IFS(内的家族システム)セッションのモニター受付を延長させていただくとともに、ブレインスポッティング(BSP)のモニターセッションを新たに募集いたします。

ともに2020年3月末まで。

モニターセッション料金 15,000円(+税)/ 90分 

(通常料金 25,000円+税)

セッションが初めての方で、お一人様1回限りとさせていただきます(既存または新規の患者様かは問いません)。

お気軽にお申し込みくださいませ。

受付は TEL 044-712-0247 まで

(受付:10〜17時(途中昼休憩あり)、日月木休診)

 

「脳の断捨離!?」ブレインスポッティングPhase2トレーニングを受けてきました

 

皆さま。こんにちは。

カラダを通して魂を癒すドクター、矢崎智子です。

いよいよ年末も差し迫ってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

 

私は先日、ブレインスポッティング(BSP)Phase 2トレーニングを受けてきました!


 
BSPは、トラウマ・PTSD治療の一種で、目の位置(視点)を利用します。


 
トラウマ治療というと、EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)が有名ですが、BSPはもともとEMDRを行なっていたディビッド・グランド博士が開発したものです。


 
そのきっかけは、グランド博士がカレンという16歳のフィギュアスケーターのセラピーをしていた時のことでした。

 

(写真はイメージです)

 

カレンは、練習では問題ないのに、試合になると実力を発揮できず、平均以下の得点になってしまう、という問題があり、グランド博士から週1回90分のEMDRのセッションを1年間受けていました。


 
それによってだいぶ調子が上がっていましたが、トリプルループだけが飛べない、という問題がありました(それより難しいジャンプは飛べるのにも関わらず)。


 
グランド博士とカレンは、セッションでその問題を扱うことにしました。


 
EMDRでは、セラピストがクライアントの目の前で指を左右に動かし、クライアントが目で追います。

 

 
EMDRのメカニズムはまだよくわかっていませんが、眼球の動きにより脳に左右の交互刺激を与えることで、何らかの機序で右脳と左脳の統合が行われる、とされています。


(*トラウマ記憶は通常、右脳(潜在意識)にあり、それが左脳(顕在意識)と統合される必要がある)
 


グランド博士が、いつものようにカレンの目の前で指を左右に動かしていると、ある場所でカレンの目が劇的に揺れ、そしてある一点で釘付けになりました。


グランド博士も、なぜかその場所から手を動かすことができなくなりました。

 

 

しばらくカレンがその場所を見続けると、次から次へと、それまでのセッションでは表れなかった記憶が出てきました。


 
それは子ども時代の家族のケンカや、怪我や病気、家族の死などの、トラウマ的な記憶でした。


 
そして、一度処理されたと思われていた記憶も出てきましたが、それは一度処理された記憶が、深いレベルで解消されているかのようでした。


 
10分ほどその状態が続いた後、カレンの目は動くようになり、通常通りセッションは終わりました。


 
そしてその翌日、カレンはトリプルループが軽々と飛べるようになり、問題は二度と起こらなかったのだそうです。

 


 
その経験から、グランド博士は、あるトラウマ記憶に関係する目の位置がある、ということに気づき、それを利用したトラウマ処理法をブレインスポッティングと名付けました。


 
博士はそれをどんどんアップデートしていって、今では世界で13,000人以上のセラピストがトレーニングを受けているそうです。


 
 
私も、初めてBSPを体験した時、ある点を見つめていると、自分でも忘れていたような過去の記憶が芋づる式に出てきたので、びっくりしました。
 


口から万国旗が次々と出てくるマジックがあるじゃないですか?


あんな感じで記憶が次々と出てくるのです。


 

そしてセッションが終わった後、最初にセッションのテーマとしてあげた問題が、なんだかどうでも良くなってしまうのです。
 


すごいのは、記憶が出てくることもそうですが、それを脳がちゃんと処理する方法を知っているということ。


 

それは、認知できるレベル(顕在意識のレベル)だけでなく、身体レベル(潜在意識のレベル)でも起こります(むしろその方が多いかも)。
 

セッションでそれが起きている時、認知的には何が起きているのかわからなくても、脳の中で何かが起きているのはわかるんですよね。
 

よく脳はコンピューターに例えられますが、まさに巨大なコンピューターが、カチャカチャ言いながら何かを処理している感じ。

そしてそれが身体感覚の変化にもつながっているので、なんとも言えず不思議な感覚なのです。
 

 

私がやっているIFS(内的家族システム)もトラウマ治療として定評がありますが、IFS的にBSPを解釈すると面白い点もいろいろあって(わかる人にしかわからなくてすみません)、例えば、視点をゆっくり動かしながらやるBSPのワークがあるのですが、目の位置を動かすと出てくる感情や記憶がどんどん変わっていって、それはまるで全く異なるパーツ(副人格)が次々出てくるようなのですよね。

 
パーツって脳の神経ネットワークであると考えられるので、それぞれのネットワーク(またはスポット)と関係する異なる目の位置があると思えば当然のことなのですが、すごく興味深かったです。

 


また、トラウマ記憶を活性化するスポットではなく、リソースとして働く脳のスポットにアクセスしながら処理するワークでは、本当に何か温かく優しいものに見守られながら処理が起きているような感覚を感じて、これも素晴らしかったです。

 


私がBSPをやってて感じるのは、脳にたくさん溜まった断片化されたトラウマ記憶をデフラグするみたいな感じが、断捨離みたいだなあと。

 
本当にパソコンみたいに、脳も断片化されればされるほど、リソースが減って脳の機能が落ちてしまうので、BSPはそれを統合してちゃんと利用できるリソースとして再生するみたいな。

(だから実際には断捨離みたいに捨てるわけではないのですが)

 

それに対してIFSでは、トラウマ記憶とそれにまつわる防衛機能をパーツとして捉えて、それらをSelfの立場から癒していくということをします。
 


IFSもBSPも、それぞれの良さがありますね。

 


私は今はIFSにはまっているのでどちらかというとIFSをやる機会の方が多いのですが、これらをどう使い分けていくか、楽しい悩みです。。

(トレーナーの鈴木孝信先生と!)

 

IFSも素晴らしいですが、BSPもとても面白いです。

 

BSPのセッションもしていますので、ご興味のある方は是非お受けになってみてくださいね。

 

【年末年始のお休みのお知らせ】

2019年12月29日(日)〜2020年1月3日(金)まで休診とさせていただきます。

 

何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

 

小児期トラウマと戦うツール

皆さま、こんにちは。

カラダを通して魂を癒すドクター、矢崎智子です。

 

今日は、とってもとってもとっても×∞素晴らしい本のご紹介です。

 

小児期トラウマと戦うツール

 

小児科医 Dr. ナディン・パーク・ハリスが、サンフランシスコでも指折りの貧困地域で子どもの診療に当たっていると、ADHDが疑われた子どもがたくさん紹介されてきた。
 


しかし、診断基準を満たさないケースが多く、子どもたちがADHDに似た症状を示している理由を探っていくと、過酷な環境の中で子どもたちが受けている心的外傷(トラウマ)が、原因として浮かび上がってきた。
 


そしてそれは、その10年以上前(1998年)にフェリッティ博士とアンダ博士によって発表された「ACE(小児期逆境体験)」が成人期の疾患のリスクファクターである、と言う科学的事実と一致した。
 


そしてそれが世代間で引き継がれると言うことも。

 

 
小児期に体験する逆境が多いほど、将来の病気のリスクは増大する。

 

 
彼女が素晴らしいのは、それを知ってすぐに、いかにしてACE(エース)によって体が受ける影響を減らして、病気を予防していくかと言うことを、様々な分野のプロフェッショナルと提携して、何もないところからプログラムを作り上げていったこと。

 

 
ACEの影響は、薬では治らない。

 

 
環境(子どもの場合は、養育者の状態を含めて)を変えること、考え方を変えること、睡眠、栄養、運動、トラウマ治療など、まさに全人的、社会的な対応が必要になる。

 


本当に、本当に、素晴らしい。泣けてきます。


皆さんもぜひ読んでください。

 


Dr.バークにしても、Dr.リサ・ランキンにしても、医学の常識を打ち破っていく女医の活躍がアツい!!と感じる今日この頃。

 

 

上の本は、Dr.バークの体験談をまとめた感じで、内容がかなり多岐に渡るので、小児期逆境体験(ACE)について知りたい方は、こちらの方が良いかもです。

 

小児期トラウマがもたらす病

 

ACEについての以前のブログはこちら

 

 

Dr.バークのTEDトーク(日本語字幕あり)

 

Dr. Lissa Rankinの本「病は心で治す

 

Dr. Lissa RankinのTEDトーク(日本語字幕なし)

 

 Dr. リサ・ランキンについては、またの機会に書きたいと思います。

 

12/15聖マリアのハートヒーリング会です

 

12月15日(日)13時〜17時、聖マリアのハートヒーリング会です。

 

費用:プラクティショナー:2,000円(税込)
   矢崎:5,000円(税込)

(所要時間5分〜15分前後)

ご予約は必要ありません。いらした順番での施術となります。

場所:アタナハクリニック アクセスはこちら http://www.atanaha-clinic.com/アクセスマップ

 

聖マリアのハートヒーリングについてはこちら

 

解離性同一性障害(DID)とそうでない人の違いとは?

皆さま、こんにちは。

カラダを通して魂を癒すドクター、矢崎智子です。

 

急に冷え込んできましたが、風邪などひいていらっしゃいませんか?

 

さて、今日Facebookで友人がこんな記事をシェアしていました。

 

「人格が切り替わるとスイッチのように視覚が復活する盲目の女性」

https://gigazine.net/news/20151126-blind-woman-personalities-switch-visual/?fbclid=IwAR3l1BogipubdQ-kVDs8rDVWY7JW132oMLvXjqy_aerDStp2SdeikSks1JY

 

要約すると、脳の障害で盲目とされていた女性が、後日、解離性同一性障害(DID:いわゆる多重人格障害)であるとわかり、人格が変わったら見えないはずの目が見えるようになった、ということです。

 

これを読むと、まるで映画か何かのような、自分とは関係のない話のように感じるかもしれませんが、実はIFS的にいうと、DIDの患者様とそうでない人の間には大した違いはないのですよね。

 

今日はそれについて書いてみたいと思います。

 

解離性障害(DID)と、そうでない人の違い

 

内的家族システム(IFS)的にいうと、解離性同一性障害(DID)と診断されている人と、そうでない人たちとの間には、実はそれほど大きな違いはありません。


 
IFSでは、「人はみなナチュラルに多重人格である」(多数のパーツ(副人格=サブパーソナリティー)を持っている)と考えています。


 
DIDでない普通の人の場合、パーツとパーツの間には交通があって、記憶が連続しています。


 
例えば、職場で仕事している時と家で家族といる時では、違うパーツが優位になっていることがほとんどですが、普通の人では、優位なパーツが変わっても記憶は途切れることはなく、連続しています。


 
ですが、DIDではそうではありません。

 

DIDは、小児期の虐待などによる複雑性トラウマと関係が深いことがわかっています。


 
親や近しい人からの虐待などを受け、それから逃れることができない場合、生き延びるために、虐待による恐怖や怒りや恥などを保持しているパーツと、それ以外の場所で日常生活を送るパーツとの間に障壁ができていきます。

そうしなければ、生きていけないからです。


 
小さい時にそういう体験が多いほど、パーツがコンパートメント化(*個別の部屋に仕切られること)して、パーツ同士の分離が深くなり、パーツ同士の交通がしづらくなります。


 
そして完全に交通がなくなってしまうと、パーツが入れ替わった時に、記憶がなくなってしまい、DIDの状態になるのです。


 
DIDのように完全に記憶がなくなるまでいかないまでも、幼少期に逆境があうとパーツがコンパートメント化しやすくなるので、人格の統一性が失われてしまい、パーツが変わるとまったくの別人みたいになってしまうことがあります。


 
普通の人でも、何かにトリガーされると急に怒りだしたり、急に不安で不安でたまらなくなったり、急に人が変わってしまうのは、そういうパーツが乗っ取ってしまうからなのですね。

 

そしてこの記事のように、ある人格の時に特定の症状があるけど、そうじゃない時には症状がなくなってしまう、というのは実際起こりうることで、「パーツと体はとても深い関係」にあるのです。


 
実際に私の患者様でも、あるパーツが優位の時に特定の症状が起きたり、体質が変わったり、という方が何人かいらっしゃいます。


 
パーツが体を使うのです。
 


もしそれが、一見困った症状であったとしても、パーツには「その症状を起こすに値するもっともな理由」を持っています。


 
なぜ彼らがそれをしているのか?


 
それは、彼らに聞いてみると教えてくれるかもしれません。


 
(いや、聞けば教えてくれるのですが、「しれませんよ」とやや濁し気味に書いたのは、深い理由はそう簡単に教えてくれない場合があるからです(汗))
 
 


そのIFSについて学ぶことができ、瞑想を通してパーツと対話することを目的とした、患者様または何らかの気になる症状をお持ちの方向けの、IFSのオンラインクラスを開催します♫

 

水曜夜「患者様のためのIFS講座」6回シリーズ

 

12月から2月までの、ZOOMというオンライン会議室を利用した講座です。

 

日程:

2019年
12/11 (水) 20:00〜21:30
12/18 (水) 20:00〜21:30
 
2020年
1/8 (水) 20:00〜21:30
1/15 (水) 20:00〜21:30
1/29 (水) 20:00〜21:30
2/5 (水) 20:00〜21:30

です。

料金:38,000円(消費税込み)

 

内容は、IFSについて学んでいただきながら、体につながる瞑想をしていただき、自らのパーツ(副人格)とコミュニケーションをとることをサポートしていきます。

 

自らの内的システムを探索し、Selfとしてのあり方を思い出しながら、パーツと対話していくことを目指します。

 

 

IFS、とても画期的なフレームワークです。

 

よろしければ是非参加してくださいね。

 

お申し込みはこちらまで!

患者様のためのIFS講座

 

 

 

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よろしければご登録ください。

 

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今後のヒーリング会の予定

 

今のところ決まっているのは以下の通りです。

12/15(日曜)13:00〜17:00

(いずれも受付時間)

 

諸事情により、今後のヒーリング会は、月1回の日曜日のみとさせていただきます。何卒ご了承くださいませ。

 

費用:プラクティショナー:2,000円(税込)
   矢崎:5,000円(税込)

(所要時間5分〜15分前後)

ご予約は必要ありません。いらした順番での施術となります。

場所:アタナハクリニック アクセスはこちら http://www.atanaha-clinic.com/アクセスマップ

 

聖マリアのハートヒーリングについてはこちら

 

皆様のお越しをお待ちしております❤️ 

オンライン6回シリーズ「患者様のためのIFS講座」開催いたします!

皆様、こんばんは。

カラダを通して魂を癒すドクター、矢崎智子です。

 

さて、12月11日(水)より6回シリーズで、「患者様のためのIFS講座」を開催します!

 

IFSは、私たちの心の中で何が起きているのかを知るために、とても良いパラダイムです。

 

この講座では、IFSについて学んでいただきながら、体につながる瞑想を通して、症状に関係するパーツとつながっていただき、パーツとコミュニケーションすることを促していきます。

 

(人によって、内部で起きていることをどのくらい受け取れるかは個人差があるため(良い悪いではなく)、必ずしも期待通りの経験が起きることを保証するものではありませんが、何であれ必要なことが起きると考えています)

 

ご興味がある方は、是非お申し込みくださいませ。

 

お申し込みはこちらから

 

満席となりました。ありがとうございました。

 

 

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今後のヒーリング会の予定

 

今のところ決まっているのは以下の通りです。

12/15(日曜)13:00〜17:00

(いずれも受付時間)

 

諸事情により、今後のヒーリング会は、月1回の日曜日のみとさせていただきます。何卒ご了承くださいませ。

 

費用:プラクティショナー:2,000円(税込)
   矢崎:5,000円(税込)

(所要時間5分〜15分前後)

ご予約は必要ありません。いらした順番での施術となります。

場所:アタナハクリニック アクセスはこちら http://www.atanaha-clinic.com/アクセスマップ

 

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