不安で不安でしかたない人のナゾ~ ”ふつうの人” の原始反射~

皆さま、こんにちは!

カラダを通して魂を癒すドクター、矢崎智子です。

またまたお久しぶりの更新になってしまいました。

 
さて、

・理由もないのに不安になる
 
・小さなことにこだわってしまう
 
・起きてもいないことをあれこれ考えて、怖くなってしまう
 
・ストレスに弱い
 
・緊張しやすい
 
・自分なんてダメだ、とすぐに思ってしまう
 
・言いたいことが言えない
 
・人とコミュニケーションがとりづらい
 
・感情を表現できず、その結果爆発してしまう
 
・運動が苦手
 
・よく眠れない
 
・疲れやすい
 
・乗り物酔いしやすい
 
・引きこもり
 
・パニック障害・うつ・ADHD・学習に問題があるなど

 
などなど・・

これらの症状がある方は、原始反射が残っているのかもしれませんよ~〜、というお話です。

 
えっ、原始反射ってあの原始反射?? 、と思ったあなた。

そう、その原始反射ですよ。

 
原始反射とは・・

赤ちゃん~幼児の時だけにみられる反射のことです。

(*Wikipediaより、反射とは「特定の刺激に対する反応として意識される事なく起こるもの」です。例えば、熱いヤカンに誤ってさわってしまった時、頭で考えなくても手が勝手に引っ込む、という反応が反射です。)

 
有名なものに、

 
モロー反射

恐怖麻痺反射

バビンスキー反射

緊張性頸反射

吸てつ反射

 
などがあります。

 
モロー反射が一番有名かなと思いますが、私も産婦人科医時代に、新生児の1か月検診の時などに神経機能のチェックとしてよくやった覚えがあります。
(ビックリする赤ちゃんが何とも可愛いんですよねぇ・・・ww)

モロー反射

原始反射はそもそも、赤ちゃんが生存・成長するという目的のために備わっている機能です。

例えばモロー反射の機能・目的は、

・誕生時に初めての肺呼吸への切り替えを促し、窒息の危険があるときに気管を開く
・危険を察知したときに自己防衛を行う

とされています(灰谷孝著「人間脳を育てる」より引用)。

 
医学的な常識では、このような反射は赤ちゃんの時には必要ですが、成長するに従いもっと複雑な動きや反応ができるようになるため、徐々に統合され、なくなっていくとされています。

特殊なケースとして、脳性マヒや一部の発達障害のお子さんなどに、原始反射が残存することがあると言われています。

成人では、脳障害などの病的な状態でバビンスキー反射が出現したりすることがあります。

バビンスキー反射

要するに、一定の年齢以上の ”普通の人” には原始反射は存在しない、というのが医学的な常識なのです。
私も医学部ではそう教わりました。

 
ですが・・・

 
実は、一見正常(?正常の定義が難しいですが)に見える大人や子どもに原始反射が残存していて、身体的・機能的に・心理的に、かなり重大な影響を及ぼすことがある、ということなのです。

 
最初にそのことを聞いたのは、何かのキネシオロジーのセミナーだったかと思いますが、私の反応は、

「ハァ? 原始反射? んなもん、残るの??(@_@)」

でした。

多分、多くの医者が同じ反応を示すのではないかと思います。
 

しかし、上記に書いたようないろいろな症状、またはその人の性質や性格と思われているようなことが、原始反射が原因となっている場合があると知り、ものすごくいろいろなことが腑に落ちたのです。

 
上記の症状の中でも「不安」は、かなり多くの方が訴える症状や悩みの一つです。

そもそも不安は危険を知らせてくれる信号で、生存のためには必要不可欠ですし、誰でも不安になることはあります。

でも、パニック発作や不安障害など、生活に支障をきたすほどの病的なレベルになってしまったり、何度も何度もいろんな方面からネガティブな思い込みの書き換えや、抑圧された感情の解放や癒しなどを行なったり、神経伝達物質の調整などの体の調整を行なっても、いっこうに不安がとれない、なくならない方がいらっしゃるのは何故なのか・・・

一般的には、過剰に不安になってしまう原因は、心的トラウマや神経伝達物質のアンバランス(なんらかの理由でノルアドレナリンが分泌されやすい)などが言われていますが、実は ”原始反射の残存” が、かなり多くの割合を占めているのでは?、と考えられるのです。

 
実際、この原始反射の調整、私のインテグレートヒーリング(IH)の調整で患者さまのカラダが選ぶ確率がかな~〜り高いのです。

私はほぼ毎日、なんらかの原始反射の調整をしていると言っても過言ではありません。

明らかに不安障害までいかなくても、なんとなく緊張しやすい、対人関係がうまくいかない、引っ込み思案、というレベルでも影響があるようで、人生の生きづらさ、困難さ、ということに、思った以上に関わっている感じがします。

 
ここで、IHにて原始反射の調整をさせていただいたある患者さま(30代女性)のご感想を、承諾を得てご紹介させていただきます。

 
(受けた後、ご気分や体調、周りの状況などに変化がありましたら、どのように変化があったかお教えください)

思ったことを正直に口にすることに抵抗がなくなった。
変にこだわって頑張ってしまったり、それがつもり積もって全ての人に対してネガティブな感情を抱くようになり無関係なところで突然爆発してしまったり、自分から人間関係を壊して自爆してしまうところがあり、困っていました。その事で後で自己嫌悪したりして疲労が溜まっていたのですが、セッション後は気持ちも体も軽くなりました。
また、職場の男性に影でストレス解消のために理不尽な罵声を浴びせられたり、あなたなら優しいからこれぐらいは許してくれるよねと下半身を触られそうになったり することがあり、そうしたセクハラ行為をされたときに固まってしまい、嫌だと言いたいのに我慢し拒否できずにいたのですが、冷静にはっきりと拒否の言葉を伝えることができるようになりました。相手との境界線を引き、自分の大切な部分をきちんと守ることができるようになってきていると感じます。
馬鹿にされ、一方的に踏みつけられたまま笑顔で耐えていることが多かったのですが、こちらの変化を感じたのか相手も急に礼儀正しく接して来るようになり、女性であることに心強さと自信が持てるようになりました。

(セッションを受けたことで、何かご自分に気づきがありましたらお教えください)

〜略〜
生き延びるために、自分を犠牲にして人が嫌がる役目を買って出ることでようやく存在することを許してもらえるという教育を受けたと感じています。
この思い込みによってハラスメントをする人をわざわざ引き寄せ、自分はその人の役に立っているのだと思いこむことで自分の生きている価値を感じるというような、とても卑屈で不健康な状態になっていたと気付きました。
それからは無理なことは無理~とごく普通の態度で言える ようになってきました(一回だけこらえきれずに感情を爆発させてしまいましたが)。
今まで自分を落とすことで安住の地を得て生活していたため一歩を踏み出すにはかなり勇気が要りますが、もう少し気楽に生きても良いような気がしてきました。
このようなネガティブな環境を経験してみてよかったと思えることもあります。同じような思いをした人の気持ちに共感することができるからです。共に流されないように気をつければそういった面も悪くはないかと思っています。

(セッションでテーマになった問題やお悩みについてのストレス度合いについてお教えください)

10段階評価で10が一番ストレスが強い状態だとすると、セッション前のストレス度合いは( 8 )
セッション後は( 2 )

緊張すると自分が思ったことと全然違うことが口から飛び出してしまったり、話が支離滅裂になることが多かったのですが、考えがまとまるようになり思ったことを怯えずに言えるようになったと感じます。
特に男性や言葉のキツイ人に大声で恫喝されると一気に気持ちが弱くなり言いなりになる傾向があったのですが、そういった人に強く当たられても気持ちの面で負けることがなくなったため、周囲の人の反応も変わってきたように思います。

とのことでした。

IHで恐怖麻痺反射と吸てつ反射を調整した5日後にいただいたご感想です。(原始反射の調整だけではなく、他にもいろいろやってはいますが)

 
原始反射の調整をすることによって、1回のセッションでここまで変化することがあるのです。

 
つづく

 
原始反射の影響については、キネシオロジー界隈(笑)や発達障害支援の現場(の一部?)で、局所的にはよく知られているものの、まだ一般的とは言えませんが、最近は一般書籍も出ています。

 
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